いつか見つけてね。
妹尾さんが少し心持ち元気がなさそうに見えた。
いつも二人一緒に仕事をしている仲だから、多分仕事のトラブルとかなのかもしれない。
私がこんなところでのんびりと光信さんのことを待っててもいいんだろうか。
急ぎの仕事ができていますぐにでも出かけないといけないとか。
ドアをノックしようとしたら聞こえてきた。
「そうか、社長就任の日が決まったか。
来年からな。」
光信さんが社長さん?
誰の就任?
転職ばかりの光信さんの新しい社長って?
ドアをノックすると光信さんが開けてくれた。
「ゴメンな、もう終わったから。
シチュー温めないとな。」
光信さんがそう言うと部屋を出てキッチンへ向かった。
私は妹尾さんを見てこういった。
「私、いないほうがよかったんじゃないですか?
ごめんなさい。
気が利かなくて。」
すると困った顔をして苦笑いする妹尾さんは
「美穂ちゃんがいてくれて助かったんだよ。
やっとあいつ本気に取り組んでくれるようになったからな。」
頭をクシャッと妹尾さんの手で乱された。
私はただ立ちすくんでされるままに。
ちょうどその時光信さんが戻ってきて
「お前、なに美穂のことなれなれしく触ってんねん。
触るな、ボケ。」
怒ってるみたいだった。
「おお、怖。
それじゃもう俺行くから。
美穂ちゃんもお邪魔してごめんね。」
いつも二人一緒に仕事をしている仲だから、多分仕事のトラブルとかなのかもしれない。
私がこんなところでのんびりと光信さんのことを待っててもいいんだろうか。
急ぎの仕事ができていますぐにでも出かけないといけないとか。
ドアをノックしようとしたら聞こえてきた。
「そうか、社長就任の日が決まったか。
来年からな。」
光信さんが社長さん?
誰の就任?
転職ばかりの光信さんの新しい社長って?
ドアをノックすると光信さんが開けてくれた。
「ゴメンな、もう終わったから。
シチュー温めないとな。」
光信さんがそう言うと部屋を出てキッチンへ向かった。
私は妹尾さんを見てこういった。
「私、いないほうがよかったんじゃないですか?
ごめんなさい。
気が利かなくて。」
すると困った顔をして苦笑いする妹尾さんは
「美穂ちゃんがいてくれて助かったんだよ。
やっとあいつ本気に取り組んでくれるようになったからな。」
頭をクシャッと妹尾さんの手で乱された。
私はただ立ちすくんでされるままに。
ちょうどその時光信さんが戻ってきて
「お前、なに美穂のことなれなれしく触ってんねん。
触るな、ボケ。」
怒ってるみたいだった。
「おお、怖。
それじゃもう俺行くから。
美穂ちゃんもお邪魔してごめんね。」