いつか見つけてね。


とうとう告白してしまった。

幼い美穂に心奪われたこと。



美穂を運転中に見ると固まってしまっている。



悪いことしたかな、

そんな昔から好きだったなんて気持ち悪と思われただろうか。


どうしていいのかわからなくて車を停めて美穂の様子を伺うと





「ごめんなさい。

光信さんのこと覚えてないです。




まだ小学生で、何も印象になかったっていうか、」



一生懸命思い出そうとしてくれたみたいだけど


「2回だけパーティーに行っただけだから。

覚えてなくて当たり前だよ。






その時、初めて美穂を見た時天使がいるって思ったんだ。」



「天使?ですか!


そんなっ、


恥ずかし。」


顔を真っ赤にする美穂の頭をクシャっと撫でて


「ははは。

そんな恥ずかしがらないで。


俺の目には今でも美穂は天使に見えるよ。」


そう言うと、顔を手で覆ってしまった美穂が


「光信さんは小悪魔です。」


なんて言われて窓側に顔をそらすから


「ごめん、


美穂が可愛すぎて少し弄りたくなった。



機嫌直して。


クリスマスツリー見に行こう。」



すると

上目遣いに


「うん。」


と俺のことを見た。



俺にとっては美穂は天使で、でも今のその上目遣いは小悪魔だよって言いたかったけど

多分また恥ずかしがるからそれは言わないでおいた。


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