メガネの天使
メガネ屋さんは眼科医院が経営している店舗
隣の眼科で診察を済ませた後にまたメガネ屋に戻りコンタクトを選んで貰った

1dayの使い捨てを勧められたのでそれを購入することに…
これから眼科での診察代を含めかなりの出費になるので大学卒業まで親に負担を掛けることになる
…だから両親に相談の上ってことで先ずは一月分からスタート

「では実際に付けてみましょう」にこやかな加藤さんの言葉に

「私が使い方良く知ってますから大丈夫です…加藤さんお世話になりました
音…行くよ」

慌ててペコリと頭を下げる音
佳乃はコンタクトを受け取った音の手を掴み急いでメガネ屋を後にする

「どう思った?」

佳乃の言葉に優花と智美は

「間違いなく『音』に気があるね…しかもかなりの遊び人と見た!」そう言ったのは優花


「遊び人かは分からないけど…何だか胡散臭いかな目の奥が笑ってない感じ?」
相変わらず歯に衣着せぬ物言いの智美

「えっ!どう言うこと?」

「加藤さんに気を付けろってこと!これから頻繁に通わなきゃ行けないから
何だったら眼科もメガネ屋も代える?」

「嫌だ!加藤医院がいい…ずっーと大先生(おじいちゃん先生)に見てもらうもん‼」

「それじゃあ一人でメガネ屋に行かないこと…分かった?」

佳乃に約束させられて美容院に行く前にファストフードで急いでランチにした

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