[短編]One-Way ticket~仁の場合~
ジントニック
午後六時半に店を開ける。
お通しを準備してグラスを拭く。
俺は一年のうち九割をここで過ごしている。
ここが俺の城。
いつもお客さんの愚痴を聞いたり
世間話をして
酒を作る・・・
それが俺の仕事。
だけど
最近・・・
それが上手くできない瞬間がある。
毎週水曜日
閉店の一時間前に決まってやってくる
お客
俺が思うにその客が原因だ。
別に気にしてるわけじゃない。
ただ、視界に勝手にその客が入ってくる。
そして
俺は酒を上手く作れなくなる
なんなんだよ?
どうしたんだよ?
俺!
お通しを準備してグラスを拭く。
俺は一年のうち九割をここで過ごしている。
ここが俺の城。
いつもお客さんの愚痴を聞いたり
世間話をして
酒を作る・・・
それが俺の仕事。
だけど
最近・・・
それが上手くできない瞬間がある。
毎週水曜日
閉店の一時間前に決まってやってくる
お客
俺が思うにその客が原因だ。
別に気にしてるわけじゃない。
ただ、視界に勝手にその客が入ってくる。
そして
俺は酒を上手く作れなくなる
なんなんだよ?
どうしたんだよ?
俺!