『世界』と『終』 ——僕がきみを殺したら——
彼は人気のない廊下に、僕をさりげなくみちびく。
「———西森さんの保護者のかたから、今朝連絡があった。
昨夜から帰宅してないそうだ。今まで外泊などなかったそうで、ひどく心配していた」
今日の夜まで待って戻らなければ、警察に届けたほうがいい。学校でも生徒たちに情報提供をよびかける。そんなやりとりを交わしたそうだ。
「あんまり早いうちから大ごとにしてもね、高校生ならときどきあることというか・・・」
それは正論だ。
「きみは西森さんと仲が良かったようだけど、本当に心当たりはないのかい?」
残念ながら、僕はこたえて教室にもどった。
今日は、9月×日。「ターゲットを捕らえ、計画を実行にうつす」日だ。
「———西森さんの保護者のかたから、今朝連絡があった。
昨夜から帰宅してないそうだ。今まで外泊などなかったそうで、ひどく心配していた」
今日の夜まで待って戻らなければ、警察に届けたほうがいい。学校でも生徒たちに情報提供をよびかける。そんなやりとりを交わしたそうだ。
「あんまり早いうちから大ごとにしてもね、高校生ならときどきあることというか・・・」
それは正論だ。
「きみは西森さんと仲が良かったようだけど、本当に心当たりはないのかい?」
残念ながら、僕はこたえて教室にもどった。
今日は、9月×日。「ターゲットを捕らえ、計画を実行にうつす」日だ。