Sweet Room~貴方との時間~【完結】
「ノブのペンションできたら、土日使って行こうか。初旅行は俺が設計したペンション」
「本当?」
「うん。約束な」と言った涼太の顔の前に、自分の小指を立てる。そして涼太の小指が絡まった。そのまま手を小さく上下した。
すると涼太が俺がクスクスと笑いだした。
「どうしたの」
「いや、指切りなんて久しぶりにしたなと思ってさ。懐かしい感じだな」
「そうだね。指切りって、年齢を重ねるとしなくなるよね」
「指切りって、いいな。たまにしようか?」
私は「じゃあ」と言って、絡めた指を一度外すと、また指を絡める。
「指切りする約束ね」
そのまま指切りをしている手を見つめていると、その手が引っ張られる。体が涼太の方に傾き、そのまま抱きしめられた。
顔を覗き込むように見つめられ、何だか恥ずかしくなって視線を逸らす。涼太は「こっちを見て」と言うように、目尻にキスをした。目線を戻すと、額、頬、鼻、耳、首筋と、顔中にキスをしてくる。
もどかしくなってしまった私の唇が、涼太の唇を捕まえる。触れ会うだけのキスが、少しずつ深くなる。指切りは解け、隙間なく体を密着させた。
気がつけば、私の背中にはひんやりとしたシーツの感触が広がる。それに反して、胸には熱い体が触れる。
何度も耳元で呼ばれる名前に、この時だけ意味を持つ吐息で答えた。2人の温度を混じり合せながら、夜は更けていった。
「本当?」
「うん。約束な」と言った涼太の顔の前に、自分の小指を立てる。そして涼太の小指が絡まった。そのまま手を小さく上下した。
すると涼太が俺がクスクスと笑いだした。
「どうしたの」
「いや、指切りなんて久しぶりにしたなと思ってさ。懐かしい感じだな」
「そうだね。指切りって、年齢を重ねるとしなくなるよね」
「指切りって、いいな。たまにしようか?」
私は「じゃあ」と言って、絡めた指を一度外すと、また指を絡める。
「指切りする約束ね」
そのまま指切りをしている手を見つめていると、その手が引っ張られる。体が涼太の方に傾き、そのまま抱きしめられた。
顔を覗き込むように見つめられ、何だか恥ずかしくなって視線を逸らす。涼太は「こっちを見て」と言うように、目尻にキスをした。目線を戻すと、額、頬、鼻、耳、首筋と、顔中にキスをしてくる。
もどかしくなってしまった私の唇が、涼太の唇を捕まえる。触れ会うだけのキスが、少しずつ深くなる。指切りは解け、隙間なく体を密着させた。
気がつけば、私の背中にはひんやりとしたシーツの感触が広がる。それに反して、胸には熱い体が触れる。
何度も耳元で呼ばれる名前に、この時だけ意味を持つ吐息で答えた。2人の温度を混じり合せながら、夜は更けていった。