運命?


〈イヤーーーーー!〉



バッ!


『はぁ…はぁ…
また夢…もう嫌…っ!』


なんでこんな目にならないといけないの?


何かした?
私が何かしたの⁇


『嫌いよ…
二人共嫌いよ…っ‼︎』


バンッ!


イライラして何も悪くない枕を思いっきり壁に向かって投げる。

二人共とは、美亜と真時のこと。


『はぁ…
学校行かないと…』


ピンポーン♪


誰よ…
こんな朝から…

ガチャ


「るーい〜‼︎」

ガバッ!


ぅわっ!
ちょっと‼︎

『抱きつかないでよ!
危ないでしょ! 麻実‼︎』


パシッ!


「……ヒグッ…
瑠衣に叩かれた〜(泣」


…泣かないでよ
まるで私が悪いみたいじゃない…


「瑠衣が悪いんだもん…(泣」

『なんで分かるのよ?』

「…顔がそう言ってるもん」

何よ? 顔って…

『それより…
あんた学校は?』

「何言ってるの⁇
今日土曜日だよ⁇w」

え…

『ねぇ? 麻実⁇』

「なぁーに?♪」

『私を殴って』

「へっ⁉︎
何怖い事言ってるの⁉︎
瑠衣大丈夫⁇(汗」

『……もういいわ
私は大丈夫よ
麻実より変なんてあり得ないし…』

「さらりと酷いこと言ってるよ(泣
瑠衣ちゃん…」

そう?
まぁいいわ…


「(気にしないなんて酷いよ〜(泣)」


『それで?
麻実は何しに来たの⁇』

「あ、忘れてた…
てへっ?(汗」

…可愛いけど早く言って

「ヤバッ! 時間ないよー⁉︎
瑠衣ちゃん早く着替えて!」

いやいやいや…
説明になってないよ?

まぁ着替えてからでも聞こう…





『…着替えたよ?
さっそく説明して』

「ごめん瑠衣‼︎
時間ないから歩きながらにしよっ!」

はっ?

「ほら!早く靴履いて?
急いで出るよ♫」

はいはい…

ガチャ

いってきます……

『それで?』

「えっとですね…
今からカフェテリアに行きます。」

それで?

「瑠衣と私は、同じ席に座ります。」

…は?

『相手側の席はどうするの?』

思わず歩いてた足を止め聞く私。

「……私の知り合い二人が座ります。」


だいたい分かってきた。

つまり…

『合コンなのね?』

「正解!
さすが瑠衣ちゃん‼︎」

『怒るわよ?
麻実ちゃん…?(怒』

「まぁまぁ♪
せっかくのいい機会だしさ♫
いい人見つかるかもじゃん!」

はぁ〜
もっと早く気付くべきだった…

『仕方ない…
その代わりに麻実の奢りだからね?』

「えぇ〜(泣」

拒否はさせないから♪
じゃないと私

『行かないよ?(ニコ』

「あぃ…(怖」


ちょうどカフェテリアに到着。
さてどこに座りますかね?

「あ、麻実ー!
こっちだよ♫」

「暁!
行こ♪ 瑠衣‼︎」

グイ…

はいはい、行きますよ〜


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