プラチナブロンドに愛されて!!



「モデル…やりたかったの?」

芸能人志向あったのかしら。

「まさか!カメラをやってる友達とスタジオでバイトしてたんだ 」

「うん」

こうして喋りながらもお皿の上は綺麗に片付けていく。

本当に食欲旺盛だわ。

「ある撮影の時にモデルが一人バックレたの」

「……」

『バックレる』なんて言葉、よく冬真知ってたわね。

「本当に急なことだったんで代役いなくて…で、何故かカメラマンが俺を代役にって」

「……」

「俺、嫌だったんだけどカメラマンとそのモデル事務所と雑誌社の人に口説かれて…それにギャラも弾むって言われて」

「で引き受けたと」

「ん。そしたら何故か評判よかったみたいで事務所から『やらないか』って。初めはモデルなんて俺の柄じゃないし断ろうと思ったんだけどギャラがいいんだよね」

「うん」

そりゃそうでしょ。

「時間的にも余裕できるし一石二鳥かなと。で、大学の間だけって条件でやってた」

「ずっとやろうとは思わなかったの?」

「まさか!さっきも言ったけど柄じゃないし」

「……」

そうかな。

案外似合ってるような気もするけど。


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