プラチナブロンドに愛されて!!



「琴ちゃん、いくらなんでもあの言葉遣いは」

「すみません」

「ま、スタッフルームに私達三人しかいなかったからよかったけど」

「すみません」

オフィスに戻って山野様の挙式予定をパソコンに打ち込んで一段落して有坂さんとちょっと休憩タイム。

「フフフ…だけど佐倉君ってギャップがあるわね」

「ギャップですか?」

「黙ってたら本当に芸能人真っ青なくらいのイケメンだし礼儀正しいしその上フランス語まで操って遣り手のホテルマンなのに琴ちゃんのことになるとふにゃ~ってなって可愛らしいし」

可愛らしいですか、あれが?

「本当に琴ちゃんのことが好きなんだなってひしひし感じたわよ」

「そうですか?」

「なんで恋人になってあげないの?」

有坂さん、そんなまるで私が悪いみたいに言わないで下さい。

「だって有坂さん、冬真に再会したのは8年振りですよ。私の中の冬真は小学校6年で止まってます」

「えっ?」

驚いてる有坂さんに冬真とのことを一部始終話したら

「アハハハ……」

何故か大爆笑された。

第三者には面白くても当事者は笑えないんですけど。


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