お前は、俺を好きになる!!

放課後

「しおなーあれ食べたい」

お前は、子どもか!お母さんに指差しちゃダメって言われなかったのか?!

「アイス???こんな寒いのにバカなの?」

「いいじゃん!!ダメ?」

目うるうるさせないでくれ…許しちゃうじゃん…

「しょうがないなー…なに食べるの?」

「マジで?!やったー!!俺チョコとイチゴのやつ!!しおなは?」

かわいいよー!!チョコとイチゴとかチョイスがかわいいよ!!

「ウチは、キャラメルがいい」

「じゃあ買ってくるよ!!汐奈は、座ってて!!」

「いいよ!!お金は、自分で払うよ!!」

「俺が払うの!!汐奈は、座ってろ!!」

ほんとに大丈夫かよ…お金持ってるのかな…

「買ってきたよー!!はい、汐奈」

「ありがとう!!ごめんねお金足りた?」

なんか大毅に謝るとか何年ぶりだろうww

「大丈夫だ気にすんな!!」

そんなかわいく笑うなんて反則だろ…

「うまーい!!めっちゃ美味しい!!」

確かに美味しい…

「キャラメルちょうだい」

「いいよーはい…ン」

なんかほっぺにあたってる…

「ほっぺにキャラメルついてたww汐奈かわいいww」

「大毅のバカ!!公衆の面前で恥ずかしくないの?」

恥ずかしくて顔が熱いよ…

「いいじゃんべつに見せとけばww」

こいつバカだな…

「よし!!帰ろっか」

「速く帰る!!もう大毅なんかと帰んない!!」

「なんで怒るんだよまた二人っきりで帰ろうぜ」

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