お前は、俺を好きになる!!



「きもちーああー癒されるー」

「おっさんみたいだからやめてww」

すごい気持ちい…熱くもなく温くもなく最高な温度だ…

マジで寝れそう…

「汐菜寝ちゃダメだからね!露天風呂いってみよ」

なに!露天風呂だと?!あの寒い通路を抜けたあとの心地のよい快感…浸かる瞬間の身震いを感じれるというのか?!

「露天風呂に行こう。今すぐに行こう」

「ちょっと走っちゃダメでしょ!」

外に出ると今は、暑いからそこまで寒くもないが夕日の沈む瞬間をお風呂に浸かりながら味わえるとは…

「最高だね…」

「きれー」

オレンジと朱色の混ざりあいができ辺りを暖かく包み込むような優しい光を放っている…

「明日も楽しもうね…」

璃子の横顔がオレンジに照らされ優しい表情に見えた…

「璃子友達になってくれてありがとね」

「なに急に怖いんだけどww」

なぜか急に璃子に感謝したくなった…いつも迷惑しかかけてないけどふざけたりして楽しい親友だと思ってるけどいつも伝えられなかったから…

「なんでもないwwサウナ行こ!どっちが先にアウトになるかね!負けた方がアイスおごる」

「私汐菜に負けない自信あるからーwwサウナにどれだけ入ってきたと思ってるのよ!」

こんな璃子とのばかで楽しい悪ふざけが大好きだww

だからずっと一緒にいられるんだと思う…
< 96 / 101 >

この作品をシェア

pagetop