ムーンウォッチャーズ
静ちゃんだって、納得なんかしてない。


けど、どうすることもできないから、自分に言い聞かせてるんだ。




「・・・・・辛いね・・・。」


ゆー君が、眉を下げて、悲しげに言う。

ゆー君はいつだって、優しかったね。



「俺、ヤダかんな!絶対絶対ヤダかんな!師匠と誰が離れるか!」


そう喚くのは琉希。

喧嘩っ早くて短気なのは、大輔と一緒。

なぜか大輔と師弟関係を結んでたね。






あたしは空を見上げた。



綺麗な満月。

満天の星。


うっすら見えるのは・・・天の川かな?





そういえば、今日は七夕なんだっけ。


織姫と彦星の出会う日に、離れ離れになるなんて、なんて皮肉なんだろう。








―――離れたくない。


だってもしかしたら、もう会えないかもしれない。



―――嫌だよっ・・・・・・



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