ママ…凛花を置いて行かないで?…寂しいよ…
「ベットどこかな…?」

その男性は私に笑顔で優しく聞いてきた。
私は自分の居る場所から右に指をさして
何も喋らず指で合図をした。

「ありがとう。」

そう言って、酔っ払って寝ていた母をだっこして、布団に連れて行き、母を寝かせたと思って、ジィッーと見ていたら
その男性も一緒に布団に入り寝てしまった。
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