Your smile once again
琴那が笹原くんを手招きした。

笹原くんが寄ってくる。


「この日、空いてる?」
「ん?何、旅行?


いいじゃん、楽しそー!

 行く行く!あ、冬哉誘おうか?」

「笹原ナイス!でもあと二人どうしよう?」


怜音と笹原くん。

二人は結構気が合う。



その時。

ちょうど日向が通りかかった。


「うん、空いてるよ」


怜音がガッツポーズをした。

私の顔も思わず綻ぶ。

ひまわりも、来るんだ……。


「あと一人足りないなら、適当に誘っとこうか?」
「お願い!」

とまぁ、こんな具合で。
< 144 / 366 >

この作品をシェア

pagetop