Your smile once again
「はあ……」

委員会本部へ戻りながら深いため息をついた。

本部は、テントが張ってあり、ビニールシートが敷いてある。

「あ。佐々木ちゃんお帰りー」
「すいません、遅れました」
「いーよいーよ」

遠藤先輩がパイプ椅子に座るように促してきた。私は会釈して座る。

「あれ?佐々木ちゃん、それ笹原のジャージじゃない?」

遠藤先輩の言葉に、飲んでいた水を吐き出しそになった。

「うっ、ゲホッ!」
「えっ⁉︎大丈夫?」

背中をさすってくれた。
何度か咳き込み、落ち着いた私は深呼吸した。

「すいません……」
「や、大丈夫だけどね!」


まぁ、名前書いてあるし、当然か……。


「ジャージ着てるってことは、やっぱり付き合ってるんだー」
「へっ⁉︎」
「え?違うの?」


「違いますよ‼︎……全然そんなんじゃないです」
< 250 / 366 >

この作品をシェア

pagetop