ボーダーライン
アキの手はさっきと同じように熱かった。

「…砂原さん」
自分でも聞こえるかわからないくらい小さい声しかでなかった。
「なあに?」
アキは少しかがんで私と同じ目線の高さになって、私をみつめる。
「昨日の、ことだけどさ。」
声が、かすれる。
「びっくりしたけど、わたし、嬉しかった」
そう言うのが、精一杯だった。

でも、アキの手の熱が私を受け止めてくれるような気がしていた。
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