偽り姫
2章


今日も、やっと終わった。


でも、あの家には帰りたくないな…




そう思ってると、思ってるほど早くつくもので…


ガチャ


「ただいま…」


そして上に上がろうとしたら、


「あら、帰ってきたのね。ちょうどよかった、あんたにいい忘れてたことがあったのよ」


え?お母さんが私に話しかけてくれてる!
今までは話しかけてもこなかったのに…



私は、嬉しかった!
次の言葉をお母さんが言うまでは…





「あんたの家、今日から違うところだから!これ、地図。もぅ、この家に帰ってこないでね。あ、きちんとお金はあなたのところに振り込むから心配しないで」






え?どーいうこと?
驚きで私の頭はいっぱいになった。

そして、冷静になって私は、この家にいらないんだって思った。



「わかった」


私はその一言しか言えなかった



そして、階段上がって、自分の部屋に入ったら、家具や勉強道具がなかったから
あー、もぅ全部運んじゃったんだな
て思った。



だから、お母さんに渡された地図い書いてあるところに向かった。



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