妖精デジタるーと
出会った当時はそんな事思っていたが、今は嫌いになることはあっても、軽蔑まではしないようになった。

そして今、浮上力を使わずに歩いて行先へ向かっている。

音色が奏斗の手をひいているのが珍しいのか、何も言わずに、2人共音色について行ってる。


さっき降り立った所は、案外行き先の近くで、すぐに着いた。


「ここだ」

「でかぁい!!」

明るい森の中を通り抜けると、首が痛くなる程高い城が出てきた。

そこには、魔王とヘルメンのお母さんが住んでいるらしい。


こんなにでかい城と言う事は、中に入ると膨大な広さなのではないか…。

「ヘルメンさん、やっと紹介出来ますね」

「あぁ!」


キラキラした可愛い顔で、城を見るヘルメンは、お母さんを思い浮かべているよう。


「ね〜、入る前にひとつ聞いていい?」


「なんだよ」


「何でお母さんに紹介するの?」

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