彼と私と私の姉



「…、うん!」


笑って言ったのに、


捺夏はまだ不安そうで。



「やっぱり今日、は…帰るの…?」



「…うん」


って私が言うと、泣きそうな顔になる。


「…だって、もう2週間は帰ってないからさ。そろそろ…ね。」




そう、私はここ2週間、捺夏の家に泊まらせてもらっている。




「そ、か…いつでも来ていいんだよ?私一人暮らしだから、さみしいし…っ」


捺夏の両親は外国で、捺夏は一人暮らしをしている。


だから2週間も泊まれるんだけど…



泊まっていいと言ってくれても、


さすがにこれ以上は迷惑掛けれない。







何を言おうか迷っていると、電車が来た。



捺夏が乗る電車だ。



.
< 21 / 26 >

この作品をシェア

pagetop