彼と私と私の姉
「…、うん!」
笑って言ったのに、
捺夏はまだ不安そうで。
「やっぱり今日、は…帰るの…?」
「…うん」
って私が言うと、泣きそうな顔になる。
「…だって、もう2週間は帰ってないからさ。そろそろ…ね。」
そう、私はここ2週間、捺夏の家に泊まらせてもらっている。
「そ、か…いつでも来ていいんだよ?私一人暮らしだから、さみしいし…っ」
捺夏の両親は外国で、捺夏は一人暮らしをしている。
だから2週間も泊まれるんだけど…
泊まっていいと言ってくれても、
さすがにこれ以上は迷惑掛けれない。
何を言おうか迷っていると、電車が来た。
捺夏が乗る電車だ。
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