snow story
『惚れた』なんて・・・




体を重ねたからじゃない。


夢を話している彼は

輝いていた。




もし

一目惚れってものがあるのなら

それがしっくりくる。



本当は

キャップをかぶって

下を向いて座っていたシンを

見たときに


好きになってた。




一線を越えるか

迷ったのは

年齢の差があったから。



もし

年齢差がこんなになければ

もっと早く好きになれてた。





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