また、鼓動が合わさる
「最近は、周りからも“倦怠期カップル”なんて言われてたし、実際ドキドキする回数も減っただろ?」
確かにと思いながらあたしはうなずいた。
するとリューヤは腕を伸ばしてあたしの体を離し、こう言った。
「また付き合いたてみたいにお互いドキドキするようなお付き合いをもう一度、俺としてくれませんか?
ドキドキを俺と共有してくれませんか?」
リューヤのあたしをドキドキさせる技は、天下一品だと思う。
だって、ほら、抱きしめられていないのに、さっきより心拍数は上がってるもん。
「返事は?」
そんなの、決まってるでしょ?
「はいっ」