田中のくせに!!




あれ以上、何を言われても困るくせに



もうちょっと追いかけて欲しい…なんて矛盾。





「小夏〜」



帰りのSHRが終わって、あたしは机に突っ伏したまま話しかけた。




「今日も…泊めてください…」



「…別にいいけど」





どうしてもまだ、
田中と同じ屋根の下にいる勇気がない。





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