好きって気づけよ。
あせる私を知ってか知らずか、栗原くんはここから離れるどころか、私を放してもくれない。
なんでなんだろう。
あ、もしかして……支えが必要なくらい、体調が悪いの?
そんなそぶりはなかったと思うけど……
でもそうなら、こんなところにずっといちゃいけない!
「栗原くん? 大丈夫?」
「ん?」
「……保健室、いく?」
体は熱くないから、熱はないと思う。
しんどいから動かないのかな。
とりあえず、体調が悪いんだったら保健室に……