幼馴染の不器用な恋




すると、ハンカチに名前が書いてあった。




「…西藤秋南(サイトウアキナ)」



ふっ、ハンカチに名前とか…




小学生じゃあるまいし…




でも、そんな彼女に笑わされた俺は、



さっきの泣きたい気分とは裏腹に清々しい気分になっていた。




よし、明日洗って返しに行こう。




< 72 / 75 >

この作品をシェア

pagetop