情熱のラブ・  フォルテシモ
「やあ、ラリー、ジョシュ、久しぶり!」

「田原、ようこそ!ホテルへ寄ったかい?」

「いや、まだだ。」

「ジュナはすぐ戻るよ。」

「ジョシュ、7ヶ月前より大人引いてきたな。」

「そうだよ、僕は大人引きたい年頃だからね。」

3人の笑い声が聞こえた。

彼が着いたのかしら?

「ジュナ、元気だった?」彼の第一声に私は頭がクラクラした。

「ええ、あなたも?」私はそれしか言えなかった。

「4人で外へ出よう。」ラリーは私達をカフェへ連れ出した。

午後のひとときを静かなカフェでくつろいだ。

「田原の予定は?」

「俺はクラブを回っていろいろリサーチしたいと思う。」

「私にできることがあったら何でも言ってくれないか?」

「ありがとう、ラリー。ジュナとジョシュの今後の予定は?」

「彼ら2人は1月のニューイヤーコンサートに向けて調整に入るよ。年内はトレーニングのみだ。何せクリスマス・ライブを3夜連続でやった後だ。」

「そうか、それは盛大だっただろうな。」

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