俺と君との境界線
「まぁ席確保できたからいいってことで!!」

俺は定食の悲惨さを紛らわしながら席についた
その横に和輝も座る
さっそくとんかつを食べようとしたとき
目の前には三戸瀬さん、斜め前には寺島が座ってることに気づいた

俺はびっくりして箸でつかんでたとんかつを落としてしまった

「えっなにお前気づいてなかったのかよ?」

横で唖然としている俺に和輝は驚いてる
俺はただ頷いた

「よっぽどあたしたちの影が薄いってこと?」

三戸瀬さんが苦笑いをして言った

「なっそんなんじゃねぇけどさ。ってかいつから居たんだよ?」

「あんたたちが来る前からいたけど?」

全然気づかなかった。
席を取ることに夢中だったし、席確保してからは自分の定食の悲惨さに漠然としてたからさっ

「それにしてもさ~。とんかつが台無しにならなくてよかったね神月。」

寺島の一言で俺以外の3人は笑い出した
和輝なんか大爆笑。
んな笑うことでもねぇだろっ

俺は黙って定食を食べた

「そんな睨むなって龍。」

「睨んでねぇよ!」

ムカついたから和輝の定食についてたトマトを取って食べた

「あっ返せこの泥棒!!」

笑いながらつっかかってくる和輝を俺は阻止しようと頑張った
でも、あまりにもうるさかったらしく三戸瀬さんの注意で
3分くらいで終わったけど。
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