アイドルに恋をして
ナンパって、どうなんでしょう
思えば、この日この道を歩いてなかったら、今の私はいなかったかもしれない。


あなたに出会えてなかった。



♦︎








「美咲ー!」



大学内の食堂で、ひとりランチをしていると、友達のハルが走ってやってきた。


「どうしたの?そんなに慌てて?」


友達のハルとは正反対に冷静に、食べていたカレーライスをストップする。



< 1 / 13 >

この作品をシェア

pagetop