アイドルに恋をして
「えー意外なんだけど!
藤木光一って、あのアイドルのでしょ⁉︎」



「そうそう!昔から好きなんだよねー。
あの、色気ヤバくない?」



普段見せない美咲の表情にハルは興味を抱く。


ここまで男性の話をしてくるのは初めてだ。



「確かにかっこいいけど。意外だね、美咲がアイドルすきって…」


「まぁね。昔、親の仕事の関係でコンサートに見に行ったんだけど、キラキラした世界に感動してさぁ。おまけに、2人とも優しいし。それ以来ファンなんだよね」


「なるほど…」


藤木光一みたいな人が好きなのか。

じゃあ、年上か。



美咲の為に、今度の合コンは年上を集めようと心の中で誓う。







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