初恋を描くよ
ある日の事だった



「あんたいつになったら入院すんの??」



家に帰ってすぐ姉の夏美が聞いてきた



「入院なんかしねえよ」



「あんた何言ってるかわかってんの!!??」



「あ??」



「昨日だって動悸でしばらく動けなくなってたじゃない!!これ以上...」



「うっせえんだよ!!俺の勝手だろうが!!」



「何言ってんのよ!!」




「同情なんていらねえんだよ...お前だって本当は俺の事いらないって思ってるんじゃねえのかよ!!」




―バシッ



夏美は俺の頬を思いっきり叩いて叫んだ



「ふざけんぢゃないわよ...いらないなんて思うわけないでしょ!!!!」



夏美は俺の胸ぐらを掴んでなおも泣きながら叫んだ



「治ってほしいのよ...!!!!」




俺は震えた


ぶたれたのは頬なのに



その何倍以上


胸が痛かった



俺は自分自身を殺すとこだったんだ...
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