闇の中の月姫
ズカズカズカ
宝龍等は、私の席へ向かってくる。
ドスン
はぁ……まさか、私の周りの席が宝龍等なんて。
隣が流、前が蜜、右前が一樹、蜜の前が来で、一樹の前が彰。
(↑ごちゃごちゃですみません(汗)by 作者)
蜜「あれ?君、見たことないねぇ?」
……転校生だからね。
一樹「あれ、ホントですね」
宝龍等の視線が、一気に私に向いた。
流「名前は…?」
『……坂月 星亜』
私は窓を眺めたまま、そう答えた。
別に名乗んなくても、よかったけど、逆に怪しまれそうだから、一応ね。