✡・°黒猫と魔法使い✡・°

「琴音ーご飯食べよっ」

「早くしないとじかんなくなっちゃいますよっ!」

4時間目も終わって、待ちに待った昼食の時間

クラスメイトの七瀬真中(ナナセマナカ)と柊美鈴(ヒイラギミスズ)、そして私、佐伯琴音(サエキコトネ)。私達3人いつもこのメンツで食事をしている。


「隣のクラスの男子にさ〜イケメンがいたのよ」

「真中ちゃん、この前も同じようなこと言ってた気がするんだけど...?」

美鈴が疑問に思うと、真中は呆れた顔になった

「やーね、美鈴。それはC組の話で、今回はA組なの!」

「真中、今度はその人と会話出来るといいわねw」

「ちょっと琴音、それどういう意味よ!!」

真中が席を立ちながら私に怒鳴ってきた。

その反応を見て私と美鈴は耐えられなくなって吹き出してしまった

「あははははww 」

「ちょ、何笑ってんのよ!!!」

ちょっぴり強気な真中とさっぱりした美鈴。

くだらない話で盛り上がって、笑って。
そんな毎日が大好きだった。
< 2 / 6 >

この作品をシェア

pagetop