BLUE HEART



『傭兵さ』


リーフの店のマスターが答えた。
何故か、雰囲気が違っていた。何かを隠している。


『何の…とは聞いてはいけないんですね』


聞くな…と目がいっている。本当は、これさえも聞いていけないのかもしれない。

しかし、する仕事の内容も知らずに承諾するわけにはいかなかった。


『承諾してくれるなら、今夜ココに来てくれ。仕事内容を話す』



それだけを言ってマスターは後ろの勝手口らしき所から出ていった。


本能的には、危険信号を発していた。

近寄ってはいけない。

この件に関わってはいけないと。



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