BLUE HEART



マスターの手伝いをするようになって、気持ちが楽になった。


以前は全てをナディに頼りきりで、申し訳ない気持ちがあった。



今は少しだけ、自分も仕事をしてるって感じがする。
足引っ張りじゃないかもって、思えるから。




『リーフちゃん、またご飯食べにおいで』


あたしがマスターの所にいると、隣りの酒場の女主人が来ていた。

気立ての良い女性で、あたしは慕っていた。


あたしのことをよく気を遣ってくれる。



< 76 / 85 >

この作品をシェア

pagetop