First Love

俺はタイア・カルメン。

極秘ではあるが、

(自称)リアン様の恋人だ。


(自称)恋人の俺を差し置いて、

忌々しい『人形』という敵をメイドとして、

俺のリアン様の近くに置いておくなど、

ふざけた真似をするとは…。



俺たちがいる場所は、アムレイ国の宮殿。

話し合いをする間の中、俺は一人で騒ぎ出す。

他の同じ対場の奴らは、俺を凝視するんだ。


少しだけ羞恥を感じるが、本当の“想い”を

否定するなんてことだけはしたくない。


…コンコン

扉を叩く音が聞こえ、

間もなく扉が開く。

開いた人物は、リアン様。


「おい、タイア、」
< 27 / 46 >

この作品をシェア

pagetop