SCANDAL××!!



「桜井さんのクラスは文系標準クラスですね。
来週から講義を受けられるように準備しますので、月曜日に来てください」

「…よろしくお願いします」



月曜日かぁ…

週の初めからギターに触れられないなんて、最悪すぎ。



「はぁ…」

「リコ?」



ため息をついたわたしを呼んだのは、息苦しい塾での唯一の知り合いである救いの声。



「りゅ、龍っ!」

「なに、リコもここの塾通うのか?」

「うん…
成績落ちちゃってね」

「……………」

「あ、違うよ!
バンドは全然関係ないから!
ほら、授業が難しくなってきたからついていけなくなっちゃって」



あーあ、何言ってるんだろう…

バンドのせいじゃないなんて、限らないのに。

これじゃあ逆に、バンドのことを言い訳にしてるみたいじゃない。



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