百回目のキス















夜中。







街によくあるこの線路で、彼はあの可愛らしいおばあちゃんを助けた。










病院にかけついた時、泣きじゃくる私を見て、彼女だと思い深く頭を下げられた。








息子さんにも、『有難うございした。貴方の彼氏のおかげでお母さんはここにいます。』と嬉しそうに言ったあと、申し訳なさそうに、今度は、謝った。











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