モラトリアム


数ヶ月の月日が流れた。
僕はあることを決断した。

彼女と別れるということ。

あれから彼女と、うまく行っていない訳ではないが、彼女の気持ちにはもう僕は応えられそうに無い。
だが、とりあえず、自分だけではなく、自分の友人に一回、相談してみてから決行しようと思う。

大学から歩いてすぐのところにある、カフェに来ていた。
友人は既に入店して席に座っていた。

俺は彼女に関する話を友人に隠さず話した。
それに、今まで誰にも言わなかった、礼奈達の話。
少しでも疑問に思ってる事を出し尽くした。

友人は真剣に聞いてくれている。

話した結果は、やはり別れるだった。
礼奈の話は別として、そもそも俺のストレスが原因なのだろうと、別れた方が1番早い選択肢だった。

話も終わり、友人とは世間話をしていた。
ふと、何も気もなく、窓越しに外を見て見た。

彼女が立ってた。
< 23 / 37 >

この作品をシェア

pagetop