恋愛メンテナンス
「なるほど~」

なんて言葉が飛び交い、笑いで盛り上がる中。

私の目の前に座る永田さんがまた黙って私を見る。

…って言うのか、睨まれてる?

「何よ!その目付き止めてよね」

「……」

「感じ悪いなぁ」

「別にぃ」

ようやく、そっぽを向かれた。

い、言いたい事が有るならば。

い、いつもみたく言って来いよ。

い、いつでもあんたの毒くらい、丸呑みしてやるんだから!

でも、その後少したった時に、何となく気が付いた。

ごめん、そうだよね。

永田さん、別居してて。

もうすぐ離婚するんだもんね。

私、失言しちゃったんだね…。

ごめんなさい。

でも、素直に私は謝れない性格だから。

心の中で謝るね、ごめんなさい、永田さん…。


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