恋愛メンテナンス
帰宅して、自分が仕事で全然上司に認められていないんだって。

悔しくて涙が出た。

泣くし!

本気で泣く!

こんなに一生懸命、薄汚くなりながら、ウ●チやオ●ッコの臭いに紛れながら、便器ばっか磨いて仕事してんのに!

吐き捨てられたガムだとかガチガチ取って、時間内で床清掃のレバーを握って終わらせて、真っ黒になって働いてんのに!

永田ぁぁっ!!

なんだ、てめぇはよぉ!

全然、認めてくれてないって事かよぉ!

うぇぇぇん!!

枕をバシバシ殴り付けていると、ラインが入った。

ナイスタイミング、モモちゃん。

『バレンタインデー、チョコの用意は出来てるかぁい?それとも今回のイベントも、ワ☆タ☆シってやつぅ??』

何をノンキな事を。

鼻水を思いっきりすすって、ラインで返事を返した。

『あの野郎、ムカツク。バレンタインデーはアイツにとってのXデーじゃ!コロス』

『怖ぁい!また何か言われたの?永田王子副所長に(*^^*)』

サタンだってば、永田サタン副所長!

また悔しさを思い出して、泣きながら返信した。

でも、モモちゃんはまるで私が幸せ自慢してるみたいに勘違いして捉えてて、

『甘アマじゃん。としこっちも大人なんだから 少しは捻って考えなちゃい☆』

と入った。

意味ねぇ…。

慰めてくれてもいいのに…。


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