初恋の人へ。



「琉生くん? 委員会終わったよ!!」

「ん・・・」

いつもより大きな声で話しかけてみると
琉生くんはまだ眠たそうに、目をこすりながら起きた。

「あぁ・・・寝ちまってた」

「もう、ちゃんと起きてないとだめだよ」

「わりーわりー」


そう言って琉生くんは
クラスに掲示する用の紙を書いていく。



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