初恋の人へ。







たぶん、一緒に帰ろうと言いかけたまま、

琉生くんは私の目の前を去る。



琉生くんの隣にいる華音ちゃんは、
とても幸せそうだった。




そりゃ、私が悪いんだもん。

告白しなかった私が悪いんだもん。


< 250 / 325 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop