性別「少年」属性「乙女」
「妹にも、相手の男にも呆れていたが、子供だけはかわいそうでな。親なんだから、子供のことを考えてやれ、と言ったよ。……結局、ふたりとも子供だったんだろう。私が言ったことで、男のほうは結婚しろと言われたとでも、感じたんだろうな」


全然、覚えていない。

ボクが生まれたせいで、僕の両親は、別れたのかな。

ボクが生まれなかったら、別れずにすんだのかな。


「頭を冷やして、二人で話させようとして、席を外した」


父さんが、お堂の壁を見る。


「誠を連れて出ていけばよかったと、今でも思っている。子供の泣き声がして、戻ってみたら、男がおまえにひどい暴力を振るっていた」

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