幼なじみ~夕焼けのキミへ~
~沙羅side~


「やっぱりね。」

屋上を飛び出した後、繭の所に行って話を聞いてもらうと、突然繭が言い出した。
「え?何が?」

「何がって、大雅君の言ってたことだよ」

「それが何?」

「……」

「…? ねぇ、何ー?」

「…はぁ。 ホント沙羅は、鈍すぎ」

「え?何が?」

私には、繭の言いたいことがさっぱりわからない。
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