Tea Time

「お昼は、いつも食堂なんですけど……」


俺は、彼女が何を言おうとしているのかを察してしまった。
そこまで言いかけておいて、


「話してもいいですか?」


なんて確認するから、おかしい。
俺がうなずくと、安心して続きを話す彼女。


「古川さんはいっつもね、いろんな人からおかずもらってるんですよね」


そう、俺は、最近食欲旺盛で、ご飯も大盛り、コロッケやらフライが増えて、ただの日替わり定食が、スペシャル定食になる。

そして、そんな様子を、彼女はいつもニコニコ笑ってみているのだ。
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