Tea Time

でも、笑っていない俺の目を見て、彼女は慌てて目をそらす。


「あの…私ね……沈黙がたえられなくて、どうでもいいこと、ずっとしゃべりつづけてたの。この間、観覧車に乗った時」


「クラスメートだった彼と、乗った時?」


「そう。後から考えたら、バカだったなあって、思うの。あの時、黙ってたら、もしかしたらって」


「それって、彼のこと、好きだったってことですか?」
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