Tea Time

「今度はちゃんと息して下さいよ」


そう言って、再びキスをした。


「もっと、肩の力、ぬいて……」


「リラックスして……」


「俺だけを感じてて……」




キスの合い間にささやいて、緊張で持ち上がっている肩を優しくなでていると、彼女の力が少しずつぬけていく。
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