高校生デビュー
藤沢君はいそいで帽子を追いかけていった。

「危ないからかえっておいで!!」

私は走り出していた。

「大丈夫!
ほら取ったよ!」


空中でキャッチした彼は
そのままフェンスにあたり



屋上から
落ちていった
< 79 / 105 >

この作品をシェア

pagetop