夜桜

しばらくして、ガウンをはおった彼女がリビングに出てきた。


「ほんときれいだね。
日の出が部屋から見えるなんて感動的だな」


「うん、私も久しぶり。
最近は起きたら、もうすっかり日が上がっているから」


オレンジ色に空を染めながら、ゆっくりと上がってくる太陽を二人で眺めていると、なんだかとても清々しい気持ちになってくる。

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