LOVE GAME〜あたしの帰る場所〜
最後の洗い物を済ませ、濯いだふきんをきゅっと絞る。あたりには、スープのいい匂いが漂っていた。
(あとは、先生が帰ってきてから、グラタンを焼けば…っと)
エプロンを外し、ソファに座る。疲れからか、彼女の口からはついため息が漏れる。。そして深く座り直し、テレビを付けた。
(年末のテレビは、特番ばっかだね…)
リモコンで番組表を映し出してみるも、特に見たいものがない。時計を見ると、夜の6時半過ぎを差していた。
(もう、こんな時間か… ちょっと疲れたな)
お茶でも飲もうかともう一度キッチンに立とうとする。しかし、腰が重く思うように動けない。
(…寝ちゃいそう)
そう思ったその時、目の前のローテーブルに置いてある深空の携帯が、メールを知らせている。すぐに手を伸ばし開くと、そのメールは雄二からだった。
『今、桜木町。今から電車待ってるところ。寒ぃ~。だいたい家に八時前には、着くと思うから』
途端に、彼女の顔に笑顔が戻る。
深空は、『了解☆』と打ち、返信ボタンを押した。
(早く、帰って来ないかな)
かばんから、綺麗にラッピングされたプレゼントを取り出し、ニヤニヤしながら眺めている深空。彼女は、彼の帰りを心待ちにして待っていた。
(あとは、先生が帰ってきてから、グラタンを焼けば…っと)
エプロンを外し、ソファに座る。疲れからか、彼女の口からはついため息が漏れる。。そして深く座り直し、テレビを付けた。
(年末のテレビは、特番ばっかだね…)
リモコンで番組表を映し出してみるも、特に見たいものがない。時計を見ると、夜の6時半過ぎを差していた。
(もう、こんな時間か… ちょっと疲れたな)
お茶でも飲もうかともう一度キッチンに立とうとする。しかし、腰が重く思うように動けない。
(…寝ちゃいそう)
そう思ったその時、目の前のローテーブルに置いてある深空の携帯が、メールを知らせている。すぐに手を伸ばし開くと、そのメールは雄二からだった。
『今、桜木町。今から電車待ってるところ。寒ぃ~。だいたい家に八時前には、着くと思うから』
途端に、彼女の顔に笑顔が戻る。
深空は、『了解☆』と打ち、返信ボタンを押した。
(早く、帰って来ないかな)
かばんから、綺麗にラッピングされたプレゼントを取り出し、ニヤニヤしながら眺めている深空。彼女は、彼の帰りを心待ちにして待っていた。