LOVE GAME〜あたしの帰る場所〜
ビルの入口から外に出たとき、かばんから携帯を取り出し、歩きながらチェックする。携帯のディスプレイを見ると、深空は顔をしかめた。
(伸夫の奴… 何回鳴らせば気が済むんだ…?)
小一時間足らずの間に、着信が八回もあったのだ。
(着信拒否にでもしようかな)
そう思いながら、かけ直すことなく深空は携帯をかばんにしまった。
伸夫とは、深空が最近まで付き合っていた男だ。
彼らは、深空が今バイトしているファミレスにオープニングスタッフとして一緒に入った時に知り合ったのだった。彼が深空の好きなタイプだったということもあり、休憩時間などに仲良くしているうちに気付いたらそういう関係になっていた。
カッコいい彼に、付き合っている彼女がいたことが、深空の心に火が付いたのかもしれない。 彼女は、この男にも"ゲーム"をしかけたのだ。
そのあと彼はマネージャーと反りが合わずすぐに辞めてしまったが、深空との関係は暇があれば続いていた。
(伸夫の奴… 何回鳴らせば気が済むんだ…?)
小一時間足らずの間に、着信が八回もあったのだ。
(着信拒否にでもしようかな)
そう思いながら、かけ直すことなく深空は携帯をかばんにしまった。
伸夫とは、深空が最近まで付き合っていた男だ。
彼らは、深空が今バイトしているファミレスにオープニングスタッフとして一緒に入った時に知り合ったのだった。彼が深空の好きなタイプだったということもあり、休憩時間などに仲良くしているうちに気付いたらそういう関係になっていた。
カッコいい彼に、付き合っている彼女がいたことが、深空の心に火が付いたのかもしれない。 彼女は、この男にも"ゲーム"をしかけたのだ。
そのあと彼はマネージャーと反りが合わずすぐに辞めてしまったが、深空との関係は暇があれば続いていた。